2022年に追加された「トライくるみん」とは?

くるみん認定は、元々「くるみん」「プラチナくるみん」の2種類でしたが、2022年4月1日から「トライくるみん」も追加されました。
「トライくるみん」の認定基準には、「男性従業員の中で、育児休業取得者が7%以上か育児休業取得者と企業が取り決めた育児のための休暇制度の利用者と合わせて15%以上おり、その上で更に育児休業などの取得者が1人以上」「女性従業員の育児休業取得者が75%以上」「就学前の子供を持つ従業員が、労働時間の変更や短縮などできる制度の導入」など、10個の項目があります。

「くるみん」の認定基準はトライくるみんとほぼ同じですが、「男性従業員の中で、育児休業取得者が10%以上か育児休業取得者と企業が取り決めた育児のための休暇制度の利用者と合わせて20%以上おり、その上で更に育児休業などの取得者が1人以上」「育児に関係する休暇制度の男性労働者の取得状況を、厚生労働省の『両立支援のひろば』というサイトで公表する」と一部がやや厳しくなっています。

「プラチナくるみん」は、すでに上記のいずれかに認定された上で、より厳しい12個の基準をクリアしなければなりません。
例えば、「男性従業員の中で、育児休業取得者が30%以上か育児休業取得者と企業が取り決めた育児のための休暇制度の利用者と合わせて50%以上おり、その上で更に育児休業などの取得者が1人以上」「出産後子供が1歳になるまで在籍した女性従業員が90%以上、もしくは出産予定で退職した者を含めた場合70%以上」などとなります。

より厳しい認定基準をクリアしたマークを持つ認定企業ほど、転職活動の際には安心して選ぶことができるでしょう。